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 私の業務は主にふたつあります。ひとつは、シミュレーション開発。コンピュータに液封エンジンマウント（※）の形状や材質のデータを入力し、その防振性を検証すること。試作品を実作した場合に比べ、大幅にコストと時間が節約できます。もうひとつは、完成車での検証。試作品を実際の自動車に搭載して、その性能を計測します。当社のような部品メーカーで、完成車の検証を行っている会社は、他になかなかありません。やりたい研究を、トコトン突き詰められる。研究者にとってうれしい環境がありますね。 |
 高校生の頃からカーレースに夢中で（笑）。大学院では自動車の衝突を研究したほど、私は根っからのクルマ好き。そんな私が数ある自動車関連企業の中から山下ゴムに決めたのは、ここの設備に魅力を感じたからです。働くからには、自分の大好きな自動車で、しかも世界でまだ誰もやったことのない研究をしてみたかった。現在では、シミュレーションのためのオリジナルな数式やプログラミングを組むなど、次々と新しい領域に挑戦しています。いつか自動車技術のエキスパートとして、世界をリードしていけたら最高ですね。 |
 クルマや研究に限らず、学生時代に何か一生懸命に打ち込んだものがある。そういう人は山下ゴムをきっと気に入ると思います。山下ゴムには、本人の希望や挑戦をどんどんサポートする社風がありますから。私自身、入社わずか2年目で希望していた海外拠点への出張が叶いました。経歴も事前の知識もここでは関係ありません。みなさんの熱い挑戦を待っています。 |
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液封エンジンマウント…… |
液体を流入することで防振性能を高めたエンジンと車両との連結部品。 |
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研究開発センター
防振製品開発担当
小島成雄 |
新機種センター
材料開発担当
會澤淳 |
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